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2007'07.07 (Sat)

公開研究会「ワークショップと知財について考える」

公開研究会「ワークショップと知財について考える」

「こどものためのワークショップ―その知財はだれのもの? 」出版記念
公開研究会シリーズ1「ワークショップと知財について考える」
日時 2007年6月30日(土)
http://www.musee-um.co.jp/shinkan.html

基調講演 福井健策 氏 弁護士
研究会メンバー事例報告
  田村 拓   株式会社CSKホールディングス 執行役員 社会貢献推進室長 
  藤 浩志   藤浩志企画制作室代表、美術家
  下村 一   こどもの城(財団法人児童育成協会)企画研修部
  堤 康彦   特定非営利活動法人芸術家と子どもたち 代表
  井上理穂子 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在学中
主催 ワークショップ知財研究会
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6月30日はイベントが目白押しで、どれに参加するか本気で迷いました。
結局、連続講座を欠席して(ごめんなさい!)、公開研究会「ワークショップと知財について考える」に参加してきました。
結果として、内容はとても満足でしたし、なぜかその後の懇親会にも潜入してお話を聞かせていただき、充実した一日を過ごさせていただきました。

始めに、弁護士の福井健策さんによる基調講演が行われました。
"知財"という言葉は、「守らなきゃ」、「自分の権利のために他人を縛る」というマイナス・イメージを思いがちです。しかも、弁護士。堅そう…。
福井さんは、そういうイメージを払拭させてくれる分かりやすい内容と、キレのある話の方でした。
研究会の告知と本のレビューの方でも書きましたが、知財を考える目的は、良質のワークショップの普及と、質の維持・向上です。うわべだけを真似されて質の低下を招くことを防ぐためです。
しかし、ワークショップを形作っているアイディアやノウハウは、著作権で保護されていないので、参加者や共同制作者との間に契約書を交わすことが必要となるとのことです。
著作権と契約は、よりよいワークショップを行うためのツールである、と述べられていました。

公開研究会の内容は、事例報告に関してはそれぞれの持ち時間が少なかったために、本の内容をまとめたものに留まっていたのは残念でした。メンバーの方々がどのようにして集まったのかはお聞きしませんでしたが、それぞれ異なった立場の方々なので、違った視点からお話を聞くことができました。

特に、会場ともなった株式会社CSKホールディングスのCAMP(Children's Art Museum & Park) の活動は、企業の視点が活かされていて勉強になりました。
CAMPの活動は、こどもたちの学びについて研究してワークショップの開発を行っているそうです。また、ワークショップのパッケージの貸し出しには、ファシリテーター研修を受けてもらい、質の維持を図っています。開催後は、レポートなどのフィードバックも行われます。
全国の学校、博物館、美術館などでの実践例があるそうです。

おそらく、企業が関わらなければ、知財という発想が生まれなかったのではないかという気がします。公立の施設では、互いに参考にし合っていて、"お互い様"という意識があると思います。
私も今まで明確に知財を意識したことはありませんでした。しかし、質の維持・向上、あるいはアーティストの関わりということを考えた時、知財は重要な問題だということが、今回、よく理解できました。
CAMPの活動は企業の特有性も持ち合わせていると思いますが、研究と実績と蓄積に裏付けられた成果は非常に質が高く、真摯に学ぶべきだと思います。

懇親会では、こどもの城の下村一さんに、小学5年から中学生くらいと高校生のプログラムの違いなど聞かせていただきました。さすが、餅は餅屋です。
また、NPO法人芸術家と子どもたちの堤康彦さんには、学校の需要やアーティストの選定などを聞いてみました。今、学校ではアーティストを呼んで授業をするという需要が高いのだそうです。しかし、先生はアーティストとの連絡方法が分からないし、公立は予算がない。このNPOでは、両者を結びつける活動をしているとのことです。総合学習の試行当時、先生と外部講師を結びつける存在の欠落が、一番の課題として挙げられていたことを考えると、NPOの重要性を改めて認識しました。
そして、美術家の藤浩志さんと初めてお話させていただきました。それなのに、アート以外のお話しかしてないことに気付いて深く反省…。後半は、今年からMOTの教育普及係付となった郷さんも加わり、多くの方々とお話させていただきました。
研究会の「Cafe Chizai」(ドリンク&かわいいお菓子コーナー)、懇親会会場となったCAMPの部屋も、とても刺激的でした。皆様、ありがとうございます。

 

せっかくですので、講師の方々の今後の活動のご紹介です。

CAMP
CAMPふくのりゆうワークショップ
日時: 2007年7月22日(日)・28日(土)・29日(日) 各日10:00~17:00
場所: 東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F)
対象: 小3~小6/各回20人
参加費: 無料
締切: 2007年7月10日(火)
主催: 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
共催: 東京ミッドタウン・デザインハブ、株式会社CSKホールディングス
後援: 経済産業省(申請中)
■併催イベント(全プログラム入場無料)
◎ 展示 7月22日[日]~29日[日]11:00~19:00
CAMPが開発・実施している様々なワークショップと、アーティスト西尾美也さんの作品をご紹介。
◎ 体験会 7月23日[月]~27日[金]11:00~19:00
親子でチャレンジ「くらやみお着替え」*大人の方のみでも体験いただけます。
◎ 講演会 西尾美也氏×ゲスト 7月28日[土]18:00~20:00
ゲストをお招きして「こども・ふく・ワークショップ」をテーマにお話しいただきます。

NPO法人 芸術家と子どもたち
にしすがもアート夏まつり'07
期間 2007年7月22日~9月8日
会場 にしすがも創造舎(旧朝日中学校)
主催 豊島区/NPOアートネットワーク・ジャパン/NPO芸術家と子どもたち

ASIAS(エイジアス)
アーティストが小学校へ行って学校の先生と協力しながら、ワークショップ型授業を実施する活動
ACTION!(アクション)
「芸術家と子どもたち」が「にしすがも創造舎」(豊島区西巣鴨)を拠点に、子どもを中心とした地域の方々と協力しながら進めていくアート・プロジェクト
※その他プログラム多数。

藤浩志
SA・KURA・JIMAアートプロジェクト
2007年7月14日~29日
桜島ふるさと観光ホテル横旧山下屋 鹿児島
7月22日アーティストトーク

篠山チルドレンズミュージアム(兵庫県)
2007年7月24日~9月2日 ワークショップと展覧会
◎8月4日 カフェトーク「かえっこをはじめたわけ」
◎8月5日 ワークショップ「鳥をつくろう!」

アートプロジェクト「ゼロダテ/大館展2007」
会期 2007年8月10日(金)~8月18日(土)
会場 秋田県大館市
その他多数。詳細はブログにて。
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